レトロゲームしま専科

このサイトは、レトロゲームの攻略とレビューを中心にしたゲームサイトです。

サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY

「サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY」は、2009年にスクウェア・エニックス からニンテンドーDS用ソフトとして発売されました。

不朽の名作として愛されているゲームボーイの「サガ2秘宝伝説」のDSリメイク版がこのゲームです。

ハードウェアがDSになったことにより、グラフィックがほぼ全面的にポリゴンで表現されています。

基本的なゲームシステムやストーリーやキャラクターのセリフなどは、ほぼゲームボーイ版と同じになっています。同じくリメイクされたロマンシングサガミンストレルソング(ロマサガ1のリメイク作)と比べると、かなり原作の要素を残している感じです。

嬉しい追加点としては、同じ種族でも何種類かグラフィックが用意されたことでしょう。これで、同種族だけのパーティーでも見た目に差をつけることができるようになりました。また、完全に固定されていたパーティー内のセリフも、種族や性別によって差が出るようになりました。有名な「いまのあんたがいちばんみにくいぜ!」というセリフも、女キャラが喋ると「今のあなたがいちばんみにくいわ!」という感じになります。

一番のうれしい変更点かもしれないのがラスボスの仕様でしょう。弱かった原作と比べて格段にパワーアップしただけでなく、原作では全く役に立たなかった直接攻撃系のキャラや技も重要になっていて、魔力系の技ばかり連打していれば簡単に倒せるというバランスが改良されました。

全体的に悪くないできなんですが、やはり原作を何度もプレイした身だと、どうしても追加要素が気になってしまいますね。フィールドが3D化されて、視認性がダウンしてしまったのは言うまでもありませんが、それ以外にも「連携」「発掘」「マップアビリティ」「ミューズ」「やり込み要素」といった追加要素が気になってしまいます。

まず、「連携」。原作から20年ぐらいたっているんだから、連携の要素も加えようと思ったんでしょうが、どうもこの「連携システム」はサガシリーズ全般を通して好きになれないんですよね。技の組み合わせによる連携のしやすさや、威力なんかは個人で調べるのが不可能なぐらい複雑なんで、面倒くさいですし。個人的にRPGで連携といえば、ウィザードリィの時代からある「魔法使いが、敵の守備力を下げるor敵の攻撃手段を封じる→戦士系が直接攻撃」という戦法ぐらいで十分です。

次に面倒なのは、「発掘」「マップアビリティ」。ミンサガから受け継いだこれらの要素は、ミンサガよりはだいぶ簡略化されていてマシになっているとはいえ、やはり面倒な事には違いないです。とくに「発掘」を使うと、原作では手に入らなかった強力なアイテムがたくさん手に入ってしまうので、アイテム余りまくり&金余りまくりの状態になってしまいます。ただ面倒なだけでなく、原作の絶妙なゲームバランスを破壊しているので、これらの要素はなかったほうが良かったですね。

さらに「ミューズ」。今回は終盤で登場する女神以外にも、劣化版女神?みたいなキャラが沢山出現します。仲間にすることができるんですが、それには色々と条件があります。特に面倒なのは第二世界のミューズで、ただでさえ視認性が最悪の砂漠の嵐の中でパーツを探さなくてはならないという苦行を強いられることになります。たかがおまけ要素でなんでこんな思いをしなければならないのか意味不明です。また、このミューズ共は友好度を上げるためにアイテムをギャルゲーの如く貢がなくてはなりません。「発掘」で手に入るアイテムの大半が貢ぎアイテムなので、「なんか強そうなアイテムゲット→調べてみたら単なる貢ぎアイテム」というコンボを何度もゲーム中に味わわなくてはなりません。貢ぎアイテムのお陰でアイテム欄を圧迫してしまいますし、全くいらない要素ですね。

最後に「やり込み要素」。「強敵と戦うと(連携した内容に合わせて)アイテムが貰える」「強敵と戦うとランダムでアイテムが貰える」というなんとも微妙にやりがいを感じない仕様なので、正直微妙です。しかも最強ランクの敵と戦うには二周目以降でないとダメなので、かなりイラッとさせられます。

極限までにシンプルに完成されていた至高のRPGだった原作と比べると、蛇足が多いなあ…と感じるゲームですね。

関連商品(Amazonの商品ページにジャンプします)

サガ2 秘宝伝説 GODDES OF DESTINY(ゴッデス オブ デスティニー)





その他ゲームレビューに戻る

トップに戻る
メニュー

inserted by FC2 system