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ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン

ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョンは、1999年にエニックスからからプレイステーション用ソフトとして発売されました。開発は、チュンソフトが行っています。

スーパーファミコンで発売された「トルネコの大冒険」と「風来のシレン」に続く「不思議のダンジョンシリーズ」として発売されたのがこの作品。途中でゲームボーイでシレンシリーズの外伝が発売されていたり、「チョコボの不思議なダンジョン」が発売されていますが、それらを除くと実質「不思議のダンジョンシリーズ」の三作目ともいえると思います。

ゲームシステムは、初代トルネコの後に発売された風来のシレン影響を強く受けているのが特徴です。シレンで導入された「壺」や「合成」といったシステムが導入されており、初代トルネコと比べて大幅にゲームシステムが変更されています。

また、ダンジョンは初代トルネコでは3つしかなかったのですが、今回は13個に増大しています。その中の約半数は「初心者用ダンジョン」となっており、チュートリアル的な難易度の低いダンジョンになっています。初心者が無理なくゲームシステムを学べるのですが、逆にスーファミ版をやりこんだ経験者にとっては、面倒に感じてしまうのが難点です。

シレンで導入された「肉」のシステムは今作に存在しないのですが、かわりに転職することができるようになりました。デフォルトの「商人」から「戦士」か「魔法使い」に転職してダンジョンに挑む事が可能になり、また、戦士と魔法使いでないと挑めない専用のダンジョンも登場しました。戦士は、杖や巻物が使えない代わりに、専用の「特技」を使う事が可能で、魔法使いは武器と防具が使えない代わりに腹が減ることはなく、レベルアップでランダムに魔法を習得していくのが特徴です。

しかし、この2つの職業って面倒なことが多く、今ひとつゲームバランスに難がある気がします。魔法使いは腹が減らないため、歩くたびの罠チェックが義務付けられていて結構面倒です。移動するたびにストレスが溜まってしまいます。

しかし魔法使いは、レベルを上げるだけで魔法を覚えてくれるからまだ楽でいいんですが、問題なのは戦士。戦士専用の「特技」はダンジョンを脱出しても忘れることがないという非常に便利なものなんですが、特技を覚えるには特定の装備で一定条件を満たさなければ技を覚えないため、かなり面倒くさいと感じましたね。敵を倒していけば覚えるといった簡単な特技もあるのですが、中にはラリホー草を飲まないと覚えない特技なんかもあって、普通にプレイしていてはまず見つけられないものが多数あるんです。それ以外にも低確率でしか覚えられない技もあり、そういった技はなかなか覚えないので、作業を繰り返すうちにイライラしてくるのが難点です。ローグライクゲームは「運の要素が強く、ダンジョンを出るたびにステータスがリセットされる」というのが長所のはずでしたので、こういった作業は個人的に好きではありません。

戦士と魔法使いはどうも付け焼刃っぽい印象でゲームバランスが悪く感じましたね。やはりデフォルトの「商人」が一番ゲームバランスが取れていて、ゲームが楽しく感じます。

不思議のダンジョンの27階にいる「邪悪の箱」を倒せばゲームクリアとなります。不思議のダンジョンは、前作では持ち込み無しでも余裕でクリアできる難易度だったんですが、今回は持ち込み無しではクリアがかなり難しくなっています。とはいっても、アイテムの持ち込みが可能ですので、それほどクリアは難しくないでしょう。無事にクリアすると上級者向けのダンジョンに挑戦が可能です。

スーファミ版のトルネコとシレンは、上級者向けのダンジョンは全て持ち込みが禁止されていたのですが、今回は「試練の館」という持ち込み可能な上級者向けダンジョンが追加されました。今まではアイテムを極限まで鍛えてもあまり意味がなかったのですが、「試練の館」のおかげで極限まで鍛えたアイテムを活用できるので、アイテムの育成が好きな人にとってはありがたいダンジョンと言えるでしょう。

前作にもあった「もっと不思議のダンジョン」も存在しています。前作と比べて難易度はかなり高くなっていますが、シレンの「フェイの最終問題」とそれほど変わらない難易度ですので、クリアは十分に可能なレベルの難易度です。しかし、今回の「もっと不思議のダンジョン」は、中断が自由に出来ないのが難点となっています。基本的にセーブポイントは出現せず、最初から一個だけ持っている「中断の巻物」を使うか、白紙の巻物を犠牲にしなければ途中で中断が出来なくなっています。「もっと不思議のダンジョン」は100階もあるので、丸一日が潰れる長さですから、この仕様はかなり辛かったです。

不思議のダンジョンと、もっと不思議のダンジョンには途中でレアアイテムが回収できるのですが、「特定のアイテムを使って特定の方法を駆使しなければ回収できない」というシステムになっているのが難点です。個人的には「ダンジョンをクリアすれば、レアアイテムが獲得できる」というシステムにしたほうがシンプルで良かったと思うのですが…。

前作は非常に無駄がない仕上がりで大好きだったのですが、今回はゲームシステムが複雑化しているのが残念でした。とはいえ、ローグライクゲームとしては水準以上の出来ですので、時間に余裕のある方にはなかなかお勧めのゲームと言えます。

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