レトロゲームしま専科

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イシターの復活

イシターの復活は、1986年にナムコからアーケードで発売されました。家庭用に移植されたものは、プレステで発売された、ナムコミュージアム VOL.4のみとなっています。

このゲームはかなりヒットした「ドルアーガの塔」の続編となります。ゲームデザイナーも前作と同じく遠藤雅伸氏で、ドルアーガの続編とあって、かなりの期待を集めたのですが…、残念ながら前作を凌駕する出来ではありませんでした(^^;)。

ストーリーは前作のクリア時、つまりドルアーガの塔の最上階から始まるのですが、今作ではギルだけでなく、カイも同時に動かす事になります。ナムコの名作「リブルラブル」をイメージしてもらえばわかりやすいと思います。二人で操作すれば多少楽なんでしょうが、スト2やぷよぷよの対戦などとは異なり、こんなマニアックなゲームで協力プレイに応じてくれる人は殆どいないでしょうから、結果的に一人二役のプレイが強いられる事になるでしょう。となると、やっぱりこのゲームは操作性にかなりの難が出てきます。下手したら、バイナリィランドより操作しにくいかも(^^;)。

カイは魔法で、ギルはドルアーガの時と同じく剣で戦うわけですが、カイっていつから魔法が使えるようになったんでしょうか?ドルアーガの塔に侵入するときの様子を後に発売する「カイの冒険」の時に描いていますがこの時のカイは「攻撃手段は持たないが、身軽さを生かして最上階も目指す」というキャラだったんですが…。奪回したブルークリスタルロッドの恩恵でしょうか?う〜ん、微妙に納得がいきません。

で、今回のカイは異様に強いです。敵に触れたら即死するのは「カイの冒険」の時と同じなのですが、魔法が超強力です。中には敵を全滅させる強力なものもあります。それに引き換え、前作で活躍したギルは影が薄く、攻撃手段は体当たりしか持っていないので、カイを守るための盾にしかならないと言っても過言ではありません。偉く女尊男卑なゲームシステムだったりします。

アーケードゲームとしては非常に珍しくパスワードコンティニュー制度をとっています。画期的ではあるのですが、最強パスワードが出回ると殆どのプレイヤーに長時間粘られると言う欠点が露呈しました。それが原因で、撤去するゲーセンが殆どだったとか…。

前作で物議をかもした「見つけるのが困難な宝箱システム」は無くなっていますが、今回は、フロアの構造が複雑怪奇という欠点を持っています。普通の人は、MAPとにらめっこしながらプレイしないとクリアするのは困難でしょう。いや、アーケードゲームなんですけどねコレ(^^;)。

アーケードゲームらしからぬ要素はまだあり、なんと経験値稼ぎの必要があるのです。結構単調作業になるので困ったものです。この作品を作った後に遠藤氏は、「自分が作りたい作品はアーケードゲーム向きではない」という理由でこの後アーケードゲームを作る事は無くなってしまうのでした。

どんなに上手くプレイしても、クリアするのにコンティニューが2〜3回(うろおぼえ)必要だったりと、非常にゲームバランスに難があるゲームです。ドルアーガは攻略本を見ながらプレイすれば誰でもクリアできましたが、このゲームはゲームバランスの悪さや、フロア構成の複雑さに憤慨して、途中で投げ出してしまう人も多いかも(^^;)。

攻略する時は、「ナムコミュージアム〈VOL.4〉超研究」という攻略本に完全攻略データが掲載されていますので、これを使うのがお勧めです。

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