レトロゲームしま専科

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ファイナルファンタジーV

「ファイナルファンタジーV(FF5)」は、1992年にスクウェアからスーパーファミコン用ソフトとして発売されました。

スーパーファミコン用として発売されたファイナルファンタジーとしては2作目となるのがこの作品です。

前作のファイナルファンタジーIVは、クオリティは非常に高かったものの「自由度が低い」という欠点を持っていました。しかし、今作はストーリーは相変わらず一本道なものの、FF3と同じく「ジョブチェンジ」システムを採用しているだけあって、パーティーの編成の自由度は格段に上昇しました。また、今回から「アビリティ」という概念が登場し、このアビリティとジョブを組み合わせることにより、今まで以上に多彩なパーティーを編成できるようになりました。

ファイナルファンタジーシリーズらしく、全体的にソツのない出来で、万人が楽しめる内容になっています。

が、個人的にどうもこのゲームはイマイチ好きになれなかったりします。詳細は以下のとおり。

一度クリアしたら飽きる

ジョブチェンジシステムで多彩な遊び方が出来るといっても、いつでも自由自在に変更できてしまうために、一度クリアしてしまうとまた最初から新しいパーティーを育てるという意欲がわいてこないんですよね。個人的にはFF1やゲームボーイのサガ1&2のように、最初から種族や職業が固定されているシステムか、ドラクエ3やウィザードリィのように、転職時に厳しいペナルティがあるほうがキャラの個性を生かした戦いを真剣に考える必要がでてきますし、最初から何度もプレイする意欲がわいてきて、面白さを感じるんですよね。

育成のしがいが無い

ジョブチェンジ&アビリティシステムのおかげで、戦士系のキャラに白魔法を持たせると、攻撃も防御も完全無欠のキャラが生まれてしまいます。しかも、4人すべてをそういったキャラに簡単に出来てしまえるのです。ウィザードリィなどでは、こういった完全無欠のキャラを作るのには途方もない苦労をするのですが、ジョブチェンジ&アビリティシステムのおかげで簡単に強いキャラが作れてしまい、キャラの育成のしがいがなくなっています。

キャラの個性が無い

このゲームはキャラ間の差がほとんどありません。また、ジョブチェンジ&アビリティシステムの弊害で、効率を重視すると4人とも似たようなジョブとアビリティになってしまうため、キャラの個性が完全に無くなってしまいます。最終的には「すっぴん」か「ものまねし」で決まりですし。

グラフィックとサウンドの劣化

前作のFF4は、素晴らしいグラフィックとサウンドでプレイヤーを楽しませてくれましたが、今回はかなりパワーダウンしているように感じます。私は、序盤で「エアロ」の演出を見たときに「何だこの手抜きのグラフィックは!」と激怒したのをいまだに覚えています。サウンドも前作と比べるとかなり見劣りますね。

感情移入できないストーリーと、無駄に長い演出

個人的にこのゲームのストーリーはどうもパッとしないように思えます。前作のストーリーは恋愛をテーマにしていて、とても感情移入できる作品だったのですが、今回は「無の力とクリスタルの力」というのがメインテーマになっています。恋愛などと違い、現実世界で「無の力」に悩まされる機会は無いので、どうもピンとこないテーマですね。

まあFF3も似たようなストーリーだったのですが、FF3は演出やキャラのセリフなどが、かなりあっさりしたものだったので、あくまでもゲームの「味付け」としては悪くなかったんですよね。

しかしこのゲームは容量が無駄にデカいこともあって、事あるごとに長〜いイベント演出のシーンを見せつけられます。面白くない演出のシーンを長々と見せられるのは苦痛でしかありません。

エンディングまでが長い

FF5以降の作品には全部当てはまることですが、エンディングにたどり着くまでにかなり時間がかかってしまいます。これぐらい時間がかかると、忙しい人などはエンディングをあきらめて投げ出してしまうことが多いのではないでしょうか?この作品あたりから、長時間プレイしないとクリアできない作品が増え、幅広い年代に受け入れられていた「テレビゲーム」という娯楽も、「ゲームマニアしか楽しめない」といった方向になってしまった感があります。

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