レトロゲームしま専科

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ファイアーエムブレム トラキア776

「ファイアーエムブレム トラキア776」は、1999年に任天堂からスーパーファミコン用のニンテンドウパワー用ソフト(書き換え用ソフト)として登場しました。2000年には通常ROM版も発売されています

このゲームは、前作「聖戦の系譜」に登場したリーフを主人公視点で描いた作品です。中盤までは、前作の2部以前を舞台として展開しますが、中盤以降はオリジナルストーリーになっていきます。

ゲームシステムは聖戦の系譜とはかなり違ったものになっています。お金やアイテムが完全個人性で、アイテムの受け渡しすら不可能だった前作とは違い、お金は全軍で共通、アイテムの受け渡しも自由にできるように戻りました。また、「追撃」もスキルではなく、攻速が上回っていれば誰でもできるようになり、戦闘開始前の編成画面も復活するなど、「紋章」以前のシステムに戻っているポイントが多いのは好印象です。また、マップの広さも改善されています。

独自のシステムとして挙げられるのは「かつぐ」システムですね。これは、他のユニットを文字通り担ぐことができるというものです。このシステムを使えば、移動力の低いユニットをペガサスナイトで担いで山を超えたりすることができるようになったりと、兵員輸送機のように活用する戦略性が生まれました。

しかし、このゲーム色々と問題が目立つんですよね。一番駄目なのが、「捕獲」システムですね。前述の「かつぐ」を敵に使えば「捕獲」することが出来、アイテムを強奪することができるんですが、こちらの能力が半減してしまうため、命中率が大幅に下がってしまって捕獲できるかは運任せになってしまうのが難点です。その割にアイテムやお金は「捕獲」以外ではほとんど得られないので、必然的に捕獲していかなくてはならないので、難易度が尋常でないぐらい跳ね上がってしまっています。しかも前作と違って1ターンごとにセーブも出来ないので大変です。

捕獲以外にも基本的な難易度が尋常ではありません。そのマップごとに色々とルールが設定されていて、非常に面倒くさいです。やりごたえがあると言うよりは、常にイライラしてしまう作りになっており、シンプルな戦略が楽しめるファミコン版ファイアーエンブレムが大好きだった自分としてはとても残念な出来。

昔のファイアーエムブレムみたいに、敵を倒していけば自然と所持金とアイテムが手に入っていくシステムが好きだっただけに残念。このゲームはファイアーエムブレム未経験者がプレイしたらまず投げ出すゲームですし、ファイアーエムブレム熟練者がプレイしても半分以上が投げ出すゲームだと思います。

思えば、スーファミ版のファイアーエムブレムは、新しいバージョンが出るたびに残念な出来になっていきましたね…。

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