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半熟英雄

半熟英雄は、1988年にスクウェアからファミコンで発売されました。

1988年といえば、ファイナルファンタジー2が発売された時期であり、スクウェアの熱烈な固定ファンを急激に増やしていった時代です。そんな中、半熟英雄が発売されたわけで、RPG風の世界観を持つこのゲームもなかなか高い注目を集めました。

同年に発売されたファイナルファンタジー2も、かなり独特なゲームシステムで話題を呼びましたが、半熟英雄もかなり個性的なゲームシステムを持っています。基本的には国取りシミュレーションゲームなのですが、各要素がかなり簡素化されているという特徴があります。

自軍の城から将軍を出撃させて敵の城に攻め込むわけですが、将軍の移動は当時としては非常に珍しくリアルタイムで処理されます。後年に発売された「伝説のオウガバトル」や「ドラゴンフォース」に近いシステムです。当時のシミュレーションゲームといえば、大戦略や信長の野望といったターン制のゲームばかりでしたので、このリアルタイムの移動システムはかなり画期的でした。

将軍同士が接触するか、敵の城に乗り込むと戦闘シーンが発生。シミュレーションゲームの戦闘シーンといえば、ヘックス(升目)を移動して敵に近づく必要があったりと、面倒な事が多いのですが、このゲームは体当たりのみの超スピーディーな戦闘シーンが展開されます。ちなみにボタン連打である程度戦闘を支援することが可能です。

戦闘シーンで特徴的なのが「たまご」の使用。たまごを使用することにより、モンスターを召還することができ、相手と戦わせる事が可能です。たまごは使うごとに弱くなり、強さを回復させるのは結構手間がかかるので、まさに切り札的な使い方を考える必要があります。ちなみに、ファイナルファンタジー3の「召還魔法」は半熟英雄の影響を受けたらしいです。

国取りシミュレーションといえば避けては通れないのが「内政」。結構単調作業になりがちな要素で、面倒なゲームが多いのですが、半熟英雄の場合は超シンプルです。収入を増やすための内政は一切存在せず(収入を増やすのは城を増やすことのみ)あるのは、兵士の補充と、城の守備力を上げる築城ぐらいなもんです。あまりにシンプルなので、ストレスが溜まる事は殆ど無いのではないでしょうか。

しかも、ただシンプル&簡単というだけではないのもポイント。新しく将軍を雇用するには、ランダムで発生する将軍志願イベントを待つ必要があり、運が悪いと人材難で苦戦してしまうというランダム性もあります。将軍を死なせてしまうと、生き返らせることは不可能ですので、優秀な将軍は極力慎重に扱うことが重要になってきます。なお、生き返らせることはできませんが、将軍志願イベントで再雇用する事は可能です。

スーファミ版も出ていますが、難易度が大幅に引き下げられて、あまり深く考えなくてもクリアできてしまうゲームバランスに変更されていたのは残念でした。ファミコン版では最も難易度の高いシナリオだと、ゲームに慣れていても結構苦戦するゲームバランスになっており、なかなか歯応えがあります。

ファミコン版半熟英雄は、オリジナリティだけでなく、シンプルさと奥深さを両立させた素晴らしいゲームです。

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