レトロゲームしま専科

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本将棋 内藤九段将棋秘伝

「本将棋 内藤九段将棋秘伝」は、後に将棋ゲームの代名詞的存在になる「森田将棋」シリーズをリリースしたのセタが1985年に発売したファミコン用ソフトです。

ファミコン初の将棋ゲームがこのゲームです。ファミコン初期の段階で麻雀ゲームや五目並べのゲームなどは存在したのですが、将棋ゲームはこのゲームが初めてとなりました。

ゲーム内容は当然のことながら、いたって普通の将棋ゲームになっています。徳間書店から発売されている「大技林」には「合計で12種類もの遊び方が用意されている」と書かれているものの、これらの違いは先手後手の入れ替えや駒落ちの有無や時間制限の有無が違うだけです。このゲームは、コンピューターと一回勝負をするだけで全てが完結するゲームであり、もちろん気の利いたストーリーモードやエンディングなどは存在しません(^^;)。

最近のコンピューター将棋と言うのは、プロ棋士をも脅かすぐらい強くなっているらしいのですが、ファミコン初期に発売されたこのゲームのCPUは、そんな実力は一切無く、ルールを覚えたばかりの初心者でも互角に渡り合う事が可能な「癒し系」の思考ルーチンになっています(^^;)。

ファミコンは小学生がメインターゲットということもあって、視覚的なものや、音響面に結構気を配っているのも特徴です。画面の右上にはプレイヤー(人間)と、コンピューターが対局している様子が描かれたいます。しかし、コンピューターのグラフィックはなんとロボット(!)というのですから、なかなか凄いですよね。コンピューターと対戦可能な将棋ゲームは数多いのですが、ロボットと対戦可能なゲームは、このゲーム以外に存在しないかも…。

駒を動かした時の音は、普通の将棋ゲームでは無機質な音しかしない場合が殆どなのですが、このゲームでは「チャルメラ」のメロディをアレンジした、妙にリズミカルなサウンドが演奏されるという、コミカルな演出になっています。私は先手の音を「鬼は」後手の音を「外」と、適当な歌詞をつけていましたが…。

将棋の最強の必殺技といえば、自分のミスを帳消しに出来る「待った」ですが、このゲームでも使用することが出来ます。しかし、簡単に「待った」をすることはできず、Bボタンを連打することにより、プレイヤーがコンピューターに泣きながら懇願するという、よくわからない仕組みになっています。それにしても、コンピューター相手に泣き落としでなんとかしてもらおうとする人間って一体…(^^;)。

このゲームは、将棋に慣れた人がプレイすると、コンピューターが弱すぎて話しにならないとおもいますが、初心者が自信をつけるときには、お勧めのゲームだったりします。

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