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ポートピア連続殺人事件

ポートピア連続殺人事件は、1985年にエニックスからファミコン用ソフトとして発売されました。パソコン版が1983年に発売されていますが、このページではファミコン用ソフトのことを書きます。

1985年のファミコンのゲームといえば、アクションゲームやシューティングゲームばかりだったんですが、ポートピア連続殺人事件は、その中で異彩を放つアドベンチャーゲームでした。しかも現代を舞台にした殺人&推理物ですので、初めてプレイしたときはえらく衝撃を受けましたね。

昔のパソコンのアドベンチャーゲームといえばキーボードでコマンドを入力しなければならないという非常にマニアックな操作方法だったんですが、ファミコン版ポートピアは、あらかじめコマンドが羅列されており、それを選んでいくだけで簡単にゲームが進行できるようになっています。このシステムは高い評価を受け、ポートピア以降に発売された、いわゆるアドベンチャーゲームというジャンルでは、ほぼ全てがこのコマンド入力式のシステムを持つようになりました。

ゲームシステム自体はなかなか完成度が高いのですが、ゲームをクリアするのはなかなか大変です。「虫眼鏡」を使って特定のポイントを探さないといけないところが何箇所かあるんですよね。クリアに必須の「やまかわのやしき」の入り口を虫眼鏡で調べてると手に入る「ゆびわ」は序盤から入手可能なのですが、全くヒントが無かったりします。

あと印象に残っているのは「こめいちご」ですね。自力では何のことやらさっぱりわからなかったんですが、「*15」に電話をかけるということを人から聞いてやっと捜査が進んだという思い出があります。とはいえ、「なんで*15で、電話がかかるんだろう?」と、当時は不思議で仕方なかったんですが、実は「プッシュホンの短縮ダイヤル」だったというわけですね。当時の家にあったのは黒電話でしたから、まったく理解できませんでした…。

中盤以降は割合スムーズに進み、なんとほぼ自力でクリアしてしまいました。しかし、適当にコマンド総当りでやっていただけなので、最後に真犯人が発覚しても「え?こいつが犯人だったの?」と、ボーゼンとしてしまったという思い出があったりします。

このゲームは、サウンドが効果音しかなく、BGMは一切無いんですよね。また、グラフィックも超シンプルなものですので、妙に想像力を掻き立てられるところがあります。しかし、モノが殺人物だけに恐怖とトラウマになって襲いかかってくるのだから困ったものです。

一番怖かったのが「あみだがみね」で発見できる「ひらた」の首吊り死体ですね。当時のファミコンゲームで死体を見ることなんて皆無でしたから、それはもう物凄い恐怖でした。グラフィック的には黒いシルエットになっているだけで、特別グロテスクなグラフィックというわけではないんですが、妙な想像をしてしまってえらく怖いんですよね。

また、「こうぞう」の屋敷にある地下迷宮もかなり怖かったですね。BGMは相変わらず一切ありませんし、一方通行のポイントを通り過ぎた時のシャッターのデカい音がするたびに心臓が止まりそうになっていました。ついでに、「もんすたあ さぷらいずど ゆう」という落書きも当時は意味不明だったのでさらに恐怖を掻き立てられました。後で知ったんですが、これは「ウィザードリィ」に出てくるメッセージのオマージュだったんですね。

当時は小学生だったもので、ポートピアのトラウマ仕様のせいで、夜眠れなくなってしまうこともよくありましたね。

なお、原作は堀井雄二氏、発売はエニックス、開発はチュンソフトというと、あのドラクエと全く同じスタッフなんですよね。この後、このスタッフが国民的人気を博す「ドラゴンクエスト」の製作に取り掛かるというわけです。ちなみに、ポートピアで使われたフォントはドラクエにも流用され、長期間使われる事になりました。

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