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魔導物語1-2-3(PC98版)

「魔導物語1-2-3(PC98版)」は、1991年にコンパイルからPC98用ソフトとして発売されました。

好評だったMSX版魔導物語に引き続いて登場したのがこのゲームです。基本的なシステムはそのままに、細かいところを改良しつつ、サウンドなどをリファインしているのですが、最大の特徴はなんといっても「リアルさ重視」のグラフィックでしょう。

魔導物語のキャラは、超有名パズルゲーム「ぷよぷよ」でも採用されているように、デフォルメタッチの可愛らしいキャラクターであるのが持ち味だったんですが、開発陣の「PC98ユーザーだから年齢層もきっと高いだろう」という判断もあって、リアルタッチのグラフィックとなってしまいました。

このゲームはグラフィックがリアルなだけでなく、グロテスクさもかなりのものです。あの「ぷよぷよ」も、体液を飛び散らせた死にグラが用意されていますし。中でも個人的に一番嫌だったのは「腐人」という敵キャラですね。こいつ単体だけでも十分グロいにもかかわらず、こいつの中から寄生虫が飛び出してきたりするんです。んで、高確率でアルルの口の中に入ってアルルの体の中に寄生してしまうという、下手なホラーゲームより性質が悪い演出が繰り広げられます(^^;)。

ついでにこのゲームは衝撃の首切断シーンが2箇所(ボス戦1箇所、ザコ戦1箇所)あったりするんですよね。しかもあの人気キャラクターが対象だったりしますし…。

ちなみに、主人公のアルルも爆発に巻き込まれて手足が四散して灰化するイベントもあったりします。もっとも、表示されるのはテキストのみで専用グラフィックなどは無いので安心。しかしそのイベントの後に「わあ、ぼくもうばたんきゅー」なんてセリフを言うアルルって一体…。

しかし、リアルなグラフィックが仇になって(?)、逆に笑えるポイントもあったりします。「ぷよぷよ」でもおなじみの「スケルトンT」ですが、このゲームでは単なるリアル骸骨キャラになっていて、トレードマークのお茶を持っていません。それなのに、サンプリングボイスではしっかり「おちゃー」といったりするので、かなり笑えます(^^;)。

と、こんな感じでPC98版は、「ぷよぷよ」から魔導物語に入ったゲーマーにとっては色々と衝撃的だったりします。MSX版ならグラフィックや雰囲気が「ぷよぷよ」の世界観と近いので、是非MSX版からプレイすることをお勧めします。

もっともPC98版は、ゲームの完成度などは優れているのでプレイ自体は快適ですね。「渾天石」という方角を示すアイテムも登場しましたし。

ちなみに主人公はMSX版では無名でしたが、PC98版からようやく「アルル・ナジャ」という名前が付くようになりました。

このゲームの約1年後に登場したアーケード版「ぷよぷよ」の大ヒットによって、魔導物語は完全に「かわいい」「ほのぼの」路線に舵を切る事になります。殺伐としたグロい魔導物語はPC98版だけの特権となってしまいました。

関連サイト
はてなどう
魔導物語の攻略が掲載されています。




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