レトロゲームしま専科

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麻雀大会II

「麻雀大会II」は、光栄から発売された麻雀ゲーム。ここでは、1994年に発売されたスーパーファミコン版について書いて行きます。

麻雀大会→スーパー麻雀大会、と続いた麻雀大会シリーズですが、この作品は実質三作目になります。三作目と言っても「II」なのがちょっとややっこしいですが…。

ゲームシステムは殆ど変わらず、歴史上の人物を相手にして麻雀を打っていき、所持金を10000$に目指すというシステムです。

細かいところでは色々と改良されていて、ルール設定が細かくできるようになったり(東風戦の設定が可能に)、達成した役満が記録されたり、CPU含めたいろいろな記録が残ったり、練習モードが搭載されたりといった感じです。

今回一番変わったのは大会賞金とレートの上がり方でしょう。前作は、雀荘で対局をしていくと大会賞金が上積みされて、大会賞金を獲得すると雀荘のレートが上がって…、といったふうにリンクしていったんですが、今回は雀荘モードをプレイしても一切大会賞金は増えなくなってしまいました。そのため、雀荘モードがほとんど意味がなくなってしまった気が…。10000$を達成する直前ぐらいしか役に立つ気がしません。

メンツも前作と比べるとかなり入れ替わっています。新鮮味を出すための措置と思われますが、これが結構微妙なメンツだったりするんですよね。なんといっても歴史好き&光栄ゲー好きにとっては、信長、家康、諸葛亮孔明、源義経、宮本武蔵といった豪華なメンツが消えてしまったのが痛すぎる!しかも代わりに入ってきたのが、赤ずきんちゃん、シンデレラ、シンドバット、シャロック・ホームズ、ヘラクレスといった感じの架空の人物が妙に多くて微妙ですし。実在の人物勢も水戸黄門、松尾芭蕉、平賀源内、モーツァルトといった感じの微妙なメンツですし。特に、平賀源内とモーツァルトは、セリフも単なるうっとおしいオッサンになっていて、スタッフの愛情が全く感じられない出来です。前作では歴史好きの人が見たら思わずニヤッとしてしまう台詞が多かったのに、今回はそういった味のある演出は皆無です。

地味に痛いのがルール変更のシステム。前作は全ゲームモードでルールを変更することができましたが、今回は自由に設定できるのは雀荘モードの「自分の家」だけで、他の雀荘(個別に固定ルールがある)や大会モード(標準ルール固定)ではルールの変更ができません。

あとスーファミ版に限ったことだと思いますが、CPUの思考時間が妙に長く、テンポが悪いです。前作ではサクサクだったのに…。

ちなみに、前作と同様に相変わらずクリアが非常にシビアなシステムになっています。私は一度だけ10000$を達成したことがあります(達成後、賞金上位4人の決戦対局がある)が、エンディングらしき画面が数秒流れたあと、すぐに通常のメニュー画面に戻っただけ…。アレ?「勝利」と書かれたメニューを選択してみると、7つの枠が空いた画面があって、その中の一つが埋まっただけだったりします。ってことは、ひょっとして完全にクリアするには、7回も10000$を達成して最終戦で勝たなきゃならないってことですか!?そりゃないでしょ、10000$超えを一回達成するだけでも血を吐くような思いをするというのに。光栄のスタッフは何を考えてるんでしょうか。

といった感じで、前作と比べるとかなり欠点が目立つゲームになっています。続編も色々発売されていますが、軒並み評価が低いようで、このゲーム以降おかしくなってしまったようですね。まあ、それだけ初代麻雀大会(スーパー麻雀大会含む)の出来が、改良の余地がないぐらい完成されていたってことなんでしょうが…。

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