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ドラゴンクエストVI 幻の大地

「ドラゴンクエストVI 幻の大地」は、1995年にエニックスからスーパーファミコン用ソフトとして発売されました。開発は前作まではチュンソフトが行っていたのですが、今回はハートビートという会社が行っています。

堅実さが売りのドラゴンクエストシリーズだけあって、今回も基本的なゲームシステムには大きな変更はありません。従来のシリーズをプレイした方ならば、すぐにプレイできると思います。

前作のドラクエ5は、「家族」をテーマにしたかなり感動的なストーリーだったのですが、今回はドラクエ4以前の「勇者様ご一行」スタイルに逆戻りしています。パーティーの編成やストーリーは王道といえるものといっていいでしょう。

また、今作はドラクエ3以来久々の「職業システム」が復活しています。ドラクエ3のように完全なオリジナルキャラを作るというわけではなく、既存のキャラクターを任意の職業につかせるというシステムになっています。また、転職システムも復活しています。

しかし、この職業&転職システムはドラクエ3のものとはかなり異なり、転職してもレベルは下がらず、しかも覚えた特技はそのまま使用可能という、なんとも便利すぎる仕様になっています。分かりやすく言ってしまうと、FF5のジョブチェンジシステムのパクリなんですよね、コレ。ドラクエ6をプレイして「おいおい!これってFFと同じじゃん!」とモニターにツッコミを入れたプレイヤーは多いことでしょう(^^;)。

「覚えた特技は、職業を変えてもそのまま使える」というのが曲者で、中盤以降は便利な特技を大量に覚えますし、しかも特技はMPを消費しないので、通常攻撃する事が殆どなくなるという妙な事態に陥ります。防御面にも特技は大活躍し、中には全員のHPを回復するというベホマラーと同等の効果がある「ハッスルダンス」を全員使用可能にできたりします。こうなると、回復魔法の出番は殆どありません。「ドラゴンクエスト」というよりは、「特技クエスト」というほうが正確な気も…。

職業のネーミングも結構微妙で、「パラディン」「レンジャー」「バトルマスター」「スーパースター」などという、従来のドラクエの世界観からは外れた職業名も多々あったりします。極めつけは「ドラゴン」「はぐれメタル」。なにもモンスターの名前をそのまんま職業名にしなくても…。

ストーリーは2つの世界を行き来していき、謎を解き明かしていくというものなのですが、どうにもインパクト無いイベントが大部分を占めており、ストーリーが殆ど記憶に残らないんですよね。ドラクエ1〜5まではストーリーも、町の名前もほぼ完璧に覚えているんですが、ドラクエ6はどうにも記憶に残りにくいゲーム内容です。

ついでに言うと、このゲームのお値段は11,400円(税抜)。任天堂がライセンス料を引き上げていた時期とはいえ、この値段はやっぱり痛いですな。

このゲームは、決して箸にも棒にも掛からないクソゲーというわけではないのですが、素晴らしい出来だったドラクエ5と比べると残念な出来でした。

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